刈谷市の接骨院・整体なら

まつもと接骨院

まつもとカイロプラクティックオフィス

〒448-0805 愛知県刈谷市半城土中町2丁目3-10 
(野田新町駅から徒歩15分 刈谷駅から車で10分・駐車場あり)

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産後の骨盤矯正

当院ではカイロプラクティックやオステオパシー的な考え方を中心に、妊婦さんや育児中のお母さんの身体のケアをさせて頂いております。女性の産前産後の身体の変化は本当に神秘的ではありますが、身体への負担も大きく掛かってきます。産後のケアももちろん大切ですが、安全なお産に関しても身体へのケアは大切です。

産後の骨盤矯正が重要なことは皆さんよく知っていますが、妊娠期・産前の骨盤も非常に大切なことはあまり意識されないように感じます。実際の出産に関して赤ちゃんが産道を通る際、左右方向から前後方向に回転しながら出てきます。なので赤ちゃんの頭が出てくるときは、骨盤下部の前後径が広がる必要があります。この時とくに必要となるのが骨盤、特に仙骨がうなずくような運動(ニューテーション)です。この動きが硬くなると赤ちゃんが産道をスムーズに通れないので出産に時間が掛かってしまうため、母体はもちろん、赤ちゃんにも大きな負担が掛かります。

この骨盤の動きは骨盤にある関節の動きもそうですが、周りにある骨盤底筋群や筋膜・硬膜の動きも影響しているので身体の全体的なつながりを調整していくことが大切になります。実際に妊婦さんの施術をしていて感じることは、頸部(首から後頭部にかけて)の動きの硬さです。

昨今はパソコンやスマホなどの影響によりストレートネックになることで頸椎周囲の動きが悪くなり、上部頸椎の機能不全が脊椎全体の動きを硬くさせ、骨盤周囲の関節にも影響を与えているように思います。

そして患者さんにアドバイスしていることとして、暖かいものを食べてもらうことと、下半身を冷やさないようにしてもらうことです。女性は特に下肢の血流が弱くなりがちで、血液リンパの循環不良により筋肉や関節も硬くなり、出産に影響を及ぼすことも多くあります。妊娠中は旦那さんにも手伝ってもらいながら下肢のマッサージをするとコミュニケーションもとれて、安心安全な出産・育児に繋がってくれると思います。

産前産後の骨盤矯正(全身調整)

料金 5000円

産後の骨盤矯正 症例報告

31歳 2か月前に女の子を出産(第一子)

産前より切迫早産にて安静(約一ヶ月間)出産後、腰痛及び右頚部の痛みと背中の痛み。睡眠は2時間おきの授乳にて寝不足(食欲あり)全身状態として、右骨盤の前方変位及び仙骨部の左回旋及び後方変位。第4.5腰椎の右回旋障害あり。骨盤底筋群の筋力低下、右下腹部の緊張及び循環障害あり。背部筋群の緊張、頸椎の後方変位(ストレートネック)、右肝臓周囲の血液循環の不良(緊張)、前胸部(鎖骨周囲部)の筋緊張など。上記身体状態及び筋骨格系、血液・リンパ還流の不良がみられたため、まずは体液(血液・リンパ液など)の循環の改善を目的として施術を施しました。5日後の状態を診察し、循環不良の改善がみられた為、骨盤及び脊椎の矯正をしました。1週間後の来院の際、身体状態は6割ほどの改善。各筋肉の状態を観察し、筋力の低下がある骨盤底筋群のエクササイズと、頸椎及び腰椎の後方変位の改善運動及び姿勢のアドバイスをさせて頂きました。

10日後の来院では各症状が改善していた為、患者希望により2週間に一度のメンテナンスとなりました。

出産、子育て・・・本当に大変なことです。お母さんの体調次第で育児が辛いものなのか幸せなことなのか変わってきます。産前産後の骨盤調整にしても、骨盤の変位を改善することはもちろんですが、育児動作の体の使い方や骨盤以外のカラダの状態を良好なものにしないと育児そのものがストレスになってしまうので、今回も脊椎を含む全身的な調整をさせて頂きました。

産後の骨盤矯正 症例2

35歳女性 第2子出産(約一カ月前)

出産前3カ月、切迫早産にて入院(安静臥床の状態だったとのこと)

症状)産後左右の仙腸関節、下部腰椎周部、下腹部の緊張感、頭痛、右手部第一指の腱鞘炎など、骨盤部の症状のみではなく上半身の筋緊張やオーバーユースのための疲労の蓄積がみられた。三時間おきの授乳のため睡眠不足もあるとのこと。

施術)下部腰椎の後方変位が著しかったため、腰椎の可動域改善目的の矯正(モビリゼーション)腹部の緊張感緩和のための内臓マニプレーション、頭蓋の緊張感がみられたため頭蓋整体にて緩和させた。上半身特に手指部付近の緊張感緩和のために、鎖骨下の小胸筋の調整、リンパ液排出部位の静脈角のリリース、腱鞘炎へは母指球筋のリリース(緩和操作)にて母指伸筋腱の緊張を解除した。

育児中ということもあり、時間の制約があるので隔週の施術でしたが、7回目の施術後には各症状の緩和や痛みの消失がみられたので、月に一度の施術に切り替え半年が経ちましたがお子様も順調に成長し、「日々充実した育児が出来ます」との言葉を頂き安心しています。

コロナ禍での産後の骨盤矯正

最近問い合わせで、「産後の骨盤矯正は産後〇ヵ月以内じゃないと効果が出ないと言われたのですが?」「コロナ禍の中、産後の骨盤矯正に通うのが怖いのですが、やらないとダメですか?」「産後骨盤矯正をしないと次の妊娠が難しいと言われたのですが、コロナが怖くて」といった問い合わせが多くあります。

結論から言うと・・・すべて大丈夫です。〇ヵ月以内じゃないとダメ?(医学的根拠は?)、産後の骨盤矯正は絶対ではありません(今の60代の方たちは一度も受けたことは無いと思いますが、皆さん元気です)、骨盤矯正はしないと次の妊娠が難しい?(整体業界あるあるの謳い文句です)。

今、コロナ感染症が猛威を振るう中、無理して施術を受ける必要はないですよ。大丈夫、近くの腕の良い先生ならいつだって骨盤の矯正(調整)をしてくれます。何か月経ったとしても、何年経ったとしても、ちゃんと矯正出来ますから、今は安心してお子さんと一緒の時間を過ごしてください。

痛みがあったりシビレがあるときは気を付けて下さい。症状が出ていれば出来るだけ早めに診てもらった方が良いこともありますので我慢は禁物です。適切な施術をしてくれる院で早めに施術を受けて下さいね。

産後の鬱や不安症

産後の女性の身体は本当に疲れています。初産の方は特にですが、何度出産を重ねても大変です。最近は男性の育児休暇も社会的に認められ取得しやすい環境が整ってきていますがまだまだね。制度は本当に素晴らしいと思いますが、「旦那さんが育休の意味が分かっていない」という奥様からの不満も、このようなお仕事をさせて頂いているとよく耳にします(男として大変申し訳ないと思います)。育児休暇といっても、旦那さんが育児に積極的に参加するよりも、「奥さん喜ばせ休暇」として「奥様に楽になってもらうことをする休暇」と考えて頂いた方が良い感じがします。(奥様方からの要望を聞いていると・・・)

整体という職業から見た産後の女性は肉体的にも精神的にも、言葉は悪いですがボロボロです。そんなボロボロの状態で育児をすることが、どんなに大変なことか男には分かりません。だって生んだことが無いんですから。だからご主人は奥様を如何に楽にさせるかを考えて頂けると、奥様はボロボロになった身体を休め回復させ、妊娠出産というホルモンのバランス変化に対応した身体を元に戻し、精神的にも楽になっていきます。

産後はどんな元気な方でもホルモン変化によって身体も気持ちも不安定になり、気力が無くなったり、良からぬことを考えてしまったり、気分の調整が上手くいかずイライラすることも多く「産後うつ」の状態になってしまうことも。でも、必ず時期が来れば女性ホルモンの状態は落ち着きます。世の旦那さんたちの出番です。

僕も3人の娘の父親をやらせてもらっていますが、子供が小さいときは父親がどんなに頑張っても、泣いたら必ず「ママ~!」か「おかあさ~ん!」です。絶対に敵いません。だから育休だからといって男が育児をするための休みではなく、奥さん孝行する休みと考えて頂けると、奥様の身体も早く回復し、素敵な笑顔のお母さんになってくれると思います。(掃除、洗濯、買い物、料理などなど)←料理後の片付け必須です(笑)

 

 

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