刈谷市の接骨院・整体なら

まつもと接骨院

まつもとカイロプラクティックオフィス

〒448-0805 愛知県刈谷市半城土中町2丁目3-10 
(野田新町駅から徒歩15分 刈谷駅から車で10分・駐車場あり)

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うつ症状・パニック障害などの自律神経調整

自律神経とは

自律神経とは簡単に言うと「人間が生命を維持するために働いている、とても重要な神経」です。

24時間、365日、休むことなく働いてくれている神経なので、ストレスや生活リズムの変化などによって神経を使いすぎてしまうと神経がバランスを崩し、体調を崩してしまうこともしばしば・・・。

当院でも、近年このような自律神経のバランスを崩すことで発症する、頭痛・めまい・胃腸の痛みや疲れ、体重の増加・不眠・食欲の低下など様々な症状に悩まされる方の来院が増えてきました。

自律神経は交感神経と副交感神経があり、身体を活発に動かすときは交感神経、ゆっくりを身体を休める時が副交感神経優位に働くことになっていますが、仕事のストレスなどによる過労や、家庭内での問題、職場などの同僚との問題などによって交感神経が過緊張してしまうと、常に身体が緊張状態になり、身体や心を休ませることが出来ません。

そのような状態が続くことで自律神経は疲労してしまい、身体のバランスが崩れていきます。

現代はストレスフルな時代と言われます。携帯電話、スマホ、ゲーム機の進化によって常に脳を使い、目を酷使することで本来リラックス出来る時間であっても身体が休まりません。

楽しいと思って見ている動画サイトやSNSなども情報過多により脳疲労が起こり、一歩間違えばストレスになってしまいます。そんな生活をしていると脳疲労から自律神経疲労になり、身体の調整機能が低下することで「元気な身体」がいつしか「疲れた身体」なってしまいます。

そうならないように日頃の生活習慣や心の安息を大切にしていただければと願います。

 

自律神経トラブルの特徴

  • 疲労感や倦怠感が続く
  • めまい・立ちくらみなど
  • 疲労が強くてもなかなか眠れない
  • しっかりと睡眠時間をとっても寝足りない感じがする
  • 食欲のない日が続く
  • 頭痛や頭が重い感じが続いている
  • 原因不明の筋肉のハリや、関節の痛みが続いている
  • 口の渇き、のどの違和感、味覚異常
  • 耳鳴り、耳の閉塞感、吐き気やお腹の張り
  • 下痢や便秘など
  • 呼吸の苦しさ、肺が痛むような感じがする
  • 生理不順や生理前の身体のだるさ
  • 目の疲れ、目の渇き、涙目

上記のトラブルは症状の一例です。自律神経のトラブルによる症状はお一人お一人違います。

「生活のリズムがおかしい」「仕事がはかどらない」「いつもの自分と違う」などを感じたら、自己判断せず早めの医療機関への受診をお勧めいたします。みなさんのお身体はあなた一人のものではありません。大切な家族がいることを忘れないで下さいね。

 

 

 

 

自律神経症状やパニック症状などの施術法

自律神経失調症やうつ症状に対しての施術法として身体呼吸療法を施しています。

この療法はオステオパシーの頭蓋仙骨療法(Dr.Sutherlando)の考え方をマニュアルメディスン研究会代表である大場弘DCが独自に発展させた技法です。

体内にはいくつもの波動が存在しています。心臓の鼓動はもちろんのこと肺呼吸のリズム、血管やリンパ管の収縮や弛緩のリズム、体液が全身を流れるリズム、内臓平滑筋のリズムなど、身体の中にはいくつものリズムがあり、それぞれがお互いを協調し律動的なリズムを奏でています。

身体呼吸療法では、そのようなリズムが、ストレスなどの緊張や疲労が蓄積することで乱れが生じ関節の痛みや内臓の機能低下につながっていくと考えます。そのリズムが乱れた状態の身体を、非常にソフトで柔らかい操作により、はら(丹田)から生まれる呼吸を誘導し脳脊髄液の流れを促進させ、、体内でのリズミカルに起こる内圧変動を導き、身体の揺らぎを回復させ、心身ともにリラックスした状態になることで、関節や組織の機能異常が正常化し、身体のあらゆる不調が回復していくことを目標としています。

身体呼吸療法では腰痛、肩こり、頭痛などの痛みはもちろんのこと、自律神経失調症やうつ病、パニック障害などの精神的な原因で起こりうる症状、呼吸障害や内臓機能低下など、さまざまな症状に対し脳脊髄液の循環を回復させ身体の波動リズムを正常化することにより深いリラックス状態に導き、身体を安定化します。

 

言葉にすると非常に難解な治療方法と感じられたり、何か暗示?催眠?というように思われるかも知れませんが、

身体呼吸療法はそのようなものではなく、人間が本来持って生まれた呼吸(はら呼吸)を誘導し、

身体の中の内在力(インヒアレントフォース)を正常に働かせることで、安定した身体にしていく施術法です。

原因のよくわからない肩や腰の痛み、頭痛やめまいなどの不定愁訴、心身症、不安症など・・

一度体験してみる価値はあると思います。不安な気持ちや我慢だけでは痛みや不調は改善していきません。

思い切って扉を開けて見てください。あなたにとって今までにない身体感覚が体験出来ると思います。

身体呼吸療法のメリット

呼吸が深くなります。

ストレスフルの現代社会において、社会人の方はもちろんのこと、主婦の方や学生の方においても、現代社会は息苦しささえ感じる時代になってしまいました。そのような緊張状態が続くことで身体が固まり、呼吸が浅くなり内臓の調子も悪くなり、いつしか元気さえなくなってきます。そのような状態になる前に身体呼吸療法によって横隔膜の動きを回復させ呼吸を大きく出来るようにすることで身体が驚くほど楽になります。

ちょっと聞きなれない療法とは思いますが、原因不明の頭痛や腰痛、不眠やめまい、瞼の痙攣や吐き気、胃の痛みなどの不定愁訴の症状には効果が期待できます。

諦める前に一度ご相談ください。

リラックスできます。

緊張した浅く短い呼吸から深く長い呼吸に変わることで身体の緊張が緩み深いリラックス感を感じることができます。

施術中に眠ってしまう患者さんが多いですが、施術終了時には「頭がすっきりしました」とか「呼吸が楽になりました」などのご感想を頂けることが多い施術です。

患者様に「不思議な施術法ですね」と、言われることも多い施術法ですが、霊的なものやスピリチュアル系のものとは違いますのでご安心して受けていただけると思います。

あまり時間が取れない方に是非!

なかなか時間が取れない方や、一か月に一度の施術でしっかりと施術を受けたい方に喜ばれています。

身体呼吸療法は施術時間に余裕を持たせていますので、「遠方の方や忙しくて時間が取れない方」から「一度の施術でしっかりと施術してもらいたい方」には最適です

身体呼吸療法の施術時間は約Ⅰ時間になりますので、こちらも時間に余裕をもって施術を施すことができます。

 

頭痛外来

まつもと接骨院では病院での検査などで異常が見られず、処方された薬による治療も効果がみられない。

そのような方のために頭痛外来を設けております。徒手医学的な観点から、頭痛は頚椎の異常(機能障害など)や筋膜の緊張、呼吸の問題など、物理的な病気ではなく、本来の機能・構造が正常に働かず過緊張による機能不全と捉え、頚椎の矯正、呼吸の改善、筋肉の緩和操作などにより、頭痛に対応しております。

来院するその前に・・・

 

〇 椅子に座って、首を前後左右に動かしてみてください。動きの状態を確認してから腰を少し伸ばしてから

 もう一度動かしてみてください。動きが変わるようなら、腰の丸みが首の動きを制限し、首の周りの筋肉に

 負担をかけ、筋収縮性の頭痛を起こしているかも知れません。

〇 大きく深呼吸してみてください。姿勢を整えながら呼吸を繰り返し、一番楽に呼吸が出来る姿勢を探して

 みて静かに深呼吸を5.6回繰り返してみてください。

〇 頬にある筋肉(咬筋)やこめかみの前にある筋肉(側頭筋)を手で優しくマッサージしてみてください。

〇 鎖骨の下の筋肉(大・小胸筋など)を優しくマッサージしてみてください。

〇 睡眠や食事の量と質を考えてみてください(少し食事を制限するとよい)

〇 つきなみですが、身体全体の運動(ウォーキングやヨガなど)も効果的です。

〇 スマホや携帯ゲームを見る時間は大丈夫ですか?最近はこの原因で頸椎に問題がある方が多いです。

 

ちょっとだけ薬などに頼らずに、生活リズムや習慣を変えると楽になることが多いです。ただ、長年の症状の場合はしっかりと施術をした方が症状の緩解が早いですよ。頭痛でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい   0566-29-1377    まつもと接骨院 [頭痛外来]まで

頭痛

頭痛にはたくさんの種類のものがあります。偏頭痛、筋緊張型頭痛、群発頭痛(自律神経症状を伴うものもあり)や、脳血管性の病気による頭痛(クモ膜下出血・脳出血など)によるものなどがありますが、

約70パーセントの頭痛は偏頭痛や筋緊張型頭痛によるものと言われています。

ほとんどの方が病院での診察を受け、薬などを処方され飲んではいるが、なかなか改善が見られない方が多いのも現状ではないでしょうか・・・。

当院では脳や血管障害などの病因が無い方に対し、徒手療法にて頭痛の施術もしております。

何故、徒手療法で頭痛が改善するのか?頭痛などの症状の方を診ていると頸椎の問題のある方が多くみられます。特に上部頸椎(後頭骨、第一頸椎、第二頸椎)に問題があると、後頭神経や三叉神経などの神経に負担が掛かることで痛みを発症してしまうことがあります。そのほかには頭蓋骨の動きや脳脊髄液の流れの問題により、神経が刺激され頭痛を発症してしまう場合など、レントゲンやMRIでは確認できない僅かな問題が、原因となることもあります。痛み止めの薬や、首や肩のマッサージなどの対症療法ではなく、

痛みの原因を改善したい方、是非一度カイロプラクティック治療や整体を受けてみてください。

思いもよらぬところに原因が見つかるかも・・・。

不安・心気症の症例

36歳女性、小学生高学年のお子さんと3歳のお子様を育児中。家庭内環境問題なし。既往歴は2年ほど前にパニック症、自律神経失調(過敏)症と神療内科にて診断。最近はコロナ感染症の影響を心配し、外出を極力少なくしているとのこと。症状として、最近はいつも不安な気持ちになり、仕事も育児も気持ちがついて行っていない感じ。一日の予定をこなすことを考える度に焦りや不安感に襲われる感じがする。睡眠はとれているが安定剤を服用中のため、朝も眠気が残る感じがする。食事は摂れるが以前に比べて食べたいという気持ちが少ない。運動は毎日20分ほど散歩をしているが、身体の節々に痛みを感じることが多い。

所見)全体的な筋肉の緊張があり、横隔膜の緊張も強く肋骨の動きが妨げられている。後頭部および後頚部の緊張が強く、環椎後頭関節周部の可動域の低下やむくみ、リンパ液の循環低下がみられる。腹部の緊張感も診られ、右下腹部や心窩部の緊張あり。下半身の循環不良もみられ、上半身のむくんだ緊張状態と判断。

施術)呼吸療法に入る前に下半身の循環を促すため、足関節のポンプ運動を使いリンパ液の流れを促進。続いて環椎後頭関節部のフィクセーション(可動域低下)を改善するためにマニピュレーションを施す。交感神経の緊張を緩めるため、頸椎および仙椎のオシエーションを加え身体全体の緊張感を解除。

呼吸状態を改善することを目的とした胸郭のモビリゼーションをし1回目の施術を終了した。患者さんへの身体的負担を考え、上記の施術を15分ほどで終え、10分の休息をしてもらってから施術の説明をした。

2度目から5度目の施術を身体の状態に合わせながら選択し施療。5度目の施術の後には呼吸状態も改善し起床時の眠気やダルさ、運動後の身体の痛みなどは消失、少しずつだが不安な気持ちも解消できてきているとのこと。少し仕事も休んでいたが復職出来ている。今後は2週間に1度の施術をしながら様子を見ることにした。

考察)コロナ感染症は身体的のみならず精神的にも負担をかけるものと実感しました。先の見えない不安やウィルスの脅威は人間にとって本当に悪い影響を与えます。期間が長くなればなるほど身体の緊張が取れなくなり肉体的にも精神的にも不安定になります。正直、医療界にとっても初めての脅威ですべてにおいて手探りになることは仕方のないことだと思います。私などが出来ることは身体の緊張を緩めることぐらいしか出来ませんが、焦らず粛々と日々を過ごしていければと願います。

自律神経乱れ、自律神経が乱れる子供より引用

頭痛症例(こどもの頭痛)

当院に来院された頭痛の症例です。    14歳 男性 バレー部

半年以上前から後頭部から側頭部にかけて痛みがあり、体育の時間や部活にて運動をすると頭痛がする。脳神経外科にてMRI検査、脳神経内科にて診察を受けるも、原因不明で成長痛かストレスではないかと言われる。

知人の紹介にて当院を受診

初診時 姿勢の評価、病歴の有無(副鼻腔炎など) 脊椎の動き 呼吸状態 表情の評価など、

総合的に診ていくと、典型的な猫背姿勢で、顎が前方に突出、頸椎の前弯減少、

腰椎の前弯減少、仙骨の後方変位となり、胸郭(肋骨周囲)に圧力が加わる姿勢となっていた。

呼吸を評価していくと、呼吸数は21回/分と正常範囲内だが全体的に浅い呼吸で胸式呼吸、患者さんに大きな声で「ハッ!」という声を出してもらうと、思うように発声出来ない状態。呼吸は全体的に浅くて細い状態が確認出来た。表情の特徴として口がしっかりと閉口しておらず、瞼が落ち気味で、全体的に眠たい表情

施術計画としては姿勢の改善を含め、肺や横隔膜の運動を指導していくこととした。

姿勢の矯正として胸椎の後方変位を矯正し肋骨の可動性を引き出しつつ、頭部の前方移動を改善させるため頸椎の後方変位も矯正しました(肩関節の前方変位も矯正)、肺活量の改善や横隔膜の運動方法として、空のペットボトル(2リットル容器)を使用し、患者さんに吸気、呼気の運動をしてもらった。

5回目の施術後、慢性的に起っていた頭痛が10→3(ペインスケール)に。発声も力強さが出てきて、横隔膜の動きも改善してきた様子がみられた。

7回目の施術後、頭痛は日常ほとんど気にならない程度に。その後、3週間に1度のメンテナンスケアを3回行い、症状発症しなかったため、自宅にて姿勢を注意していただくよう指導して終了とした。

考察として、近年の子供たちの生活様式の変化によって姿勢も含め、自律神経の調整が上手く出来ていない子供たちが目立ってきているように思います。今回の症例において考えられることは、姿勢の悪化により、筋肉や関節に痛みが出るだけではなく呼吸運動が円滑に行えないことで、空気を効率的に体内に取り込むことが出来ず、常に体にとって苦しい状態(酸欠状態)が続き、頭痛という症状が発症したのではないかと考えます。

アドバイスとして座位での姿勢の取り方、口呼吸を改善するため鼻呼吸を指導。睡眠時間の指導(就寝、起床時間を決め、特に起床時間を厳守し、、体内リズムを崩さないようにしてもらう)など、生活習慣の改善をして頂いた。

今回の症例は、現代の子供たちに多く見られる症状だと思います。勉強や部活も大切ですが、しっかりと眠り、しっかりと食べ、生活のリズムを崩さず本来の成長期に必要なことを大切に、成長して頂ければ幸いです。

頭痛の考察

画像の説明を入力してください

子供に限らず大人も含めて、頭痛は現代病になりつつあります。
スマホやゲーム機、ソファによる生活は首に多大な負担がかかります。
頭部は成人で約5キログラム(ボーリング玉)ぐらい。
その頭を細い首で支えるとなるとどうなるか?お分かりですよね?
首の筋肉の緊張やストレートネックになってしまいます。
ストレートネックがなぜ悪いかというと、重たい頭を支えるために頚椎は前彎していてショックアブソーバー的な機能を持ち合わせているのですが、ストレート(直立)になってしまうと頚椎の椎間板や末梢神経に影響を与え、頚部神経に刺激が加わることで筋肉(僧帽筋や頸部伸筋群など)が過剰に緊張してしまいます。
 
上記のような状態にならないためにも、頭を垂らした状態はなるべく避けた方が良いです。頚椎が直立すると左記の画像のように。頚椎で頭を支える役割が出来ず、周りの筋肉で
頭を支えるため、首胸周部の筋緊張が強くなります。このような状態になると筋収縮性の頭痛や頚椎原性の頭痛を発症してしまうことも。次第に筋活動も低下し呼吸が苦しくなるために胸の周りの筋肉で呼吸(胸式呼吸)をし始めると運動することで十分な酸素を補給することができず、酸欠による頭痛も発症してきます。
このような状態は「運動後に起こる子供たちの頭痛」にも関係してきますでご注意を!
ストレートネック(最近ではスマホネックといわれることも)は矯正可能な場合も多いので信頼できる先生を探して、根本的な頭痛改善の施術をされることをお勧めいたします。当院でも、ストレートネックの矯正もしているのでお気軽にご相談ください。
 
 

コロナ禍 子供の頭痛

2020年からの新型コロナ感染症による生活様式の変化が、大人だけではなく子供たちの身体へも影響を及ぼしています。最近は頭痛を訴える子供さん(小学生や中学生が中心ですが)の来院が多くなっています。

運動不足や感染症の恐怖心などにより呼吸が上手くできずに、身体が酸欠状態になり頭痛が発症しているようです。身体特徴としては背中を丸めて、骨盤が後ろに倒れ、顎が上がり頭を突き出しているような典型的な姿勢。このような姿勢は大きく呼吸をすることが出来ません。どんなに子供たちの適応能力の高い身体をもってしても、酸欠状態だけは対応しきれず身体は頭痛というSOSサインを鳴らし注意改善を求めてきます。

今は世界中が大変な時です、元気に遊びまわることが仕事の子供たちがマスクを着けて、大きな声も出せず、大好きな運動も思いっきり出来ない、そんな窮屈な時代ですが、たまには人のいない山や海、公園や広場に行って思いっきり声をだして叫ぶのも大切なのではないかと私は思います。

頭痛を訴える子供たちは整体にて身体を整えることで、笑顔が戻ってきます。

やっぱり子供も大人も笑顔が一番ですね!

 

コロナという見えない緊張

令和になり始まったコロナ感染症。はじめは外国でのこと・・・と、高をくくっていたら、アッという間に世界中に広がり、世界の人々の自由を奪い、心や身体に不安や緊張をもたらし続けている。

感染症の不安が1年以上も続き、人々の心にも多大な影響を与えていると最近特に思います。元気だった人が突然眠れなくなったり、心穏やかな人が、突然動悸がするようになったり、子供の頭痛が発症したり。

”自由ではなくなる”ということは、心身にこれだけ影響を与えてしまうものなんだと、実感しています。毎日の新聞やワイドショー、ネットニュースを見るたびに気持ちが萎えてきますよね。こんな時、家族間の不和や仕事での緊張が加わると心がSOS(痛みやしびれなど)を出しやすくなります。

今年(令和3年)に入ってから上記のような理由が影響すると思われる患者さんが多く来院しています。普段なら気にならない肩こりや腰痛、頭痛、不安感、身体の置き所が分からない、眠れるけど朝早く目が覚めてしまう、喉の奥がヒリヒリする、目がチカチカする、ヤル気が起こらない、食欲が落ちているなど。全体的にみて男性より女性の発症が多い感じがします。

「男性は太古の時代から、もともと一人で獲物を狩りに行く生き物で、女性は家族や近隣の他の家族とコミュニケーションをとりながら集団で生活してきた歴史があります。今もその本能は残っているため、このコロナ禍の時代、他人との接触を避け、マスクをし、行動の自粛を求められると女性の息抜きの場が無くなっていることが想像できます。(コロナ禍の時代、男性は精神的なものより運動不足による腰痛、肩こりなどが多い)」

少し外に出て、空を見ながら深呼吸してみて下さい。

ウィルスは人間が誕生するずっと前から地球上に生存してきた先輩ですから、少し手強いかも知れませんが、人間には知恵があります。きっとこの世の中を抜け出して、またみんなで集まり笑いあえる日が来ます。それまでに身体を壊さないように頑張っていきましょう!

 

You'll never find a rainbow if you're looking down

下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ  C・チャップリン

 

 

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