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まつもと接骨院

まつもとカイロプラクティックオフィス

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上位交差性症候群

上位交差性症候群

上位交差性症候群とは、簡単に言えば「強い猫背」「頭が前に出てしまっている姿勢」「背中が丸まり顎を前に出している姿勢」です。

特にスマートフォンやタブレットが身近になった昨今、子供たちの姿勢の変化が著しいと感じます。以前はパソコンのお仕事をしている大人に多い姿勢でしたが、ここ10年ほどは小学生高学年から中学生にかけてこのような姿勢を呈する子供たちが増え、若年層でも頭痛や肩こり、筋肉の痛みや疲労感、それによる集中力の低下や不眠などの症状で来院する子供たちが増えています。

上位交差性症候群の問題点

スマートフォンやタブレットを使う際の姿勢の問題

① 勉強時の姿勢との違い(スマホやタブレットを見る姿勢と比べて)

勉強の際には机に肘や前腕を置くことで、自然に体を支える役割を果たし、首や肩に過度な負担をかけにくい状態が作られます。この「つっかえ棒」のような効果により、首や肩の筋肉が過度に緊張することを防ぎます。

② スマホやタブレット使用時の問題

椅子に浅く座り、膝の上に端末を置くと、頭が前方に突き出た姿勢になりやすいです。この姿勢は首や肩周りの筋肉に過剰な負荷をかける原因となります。

また、背もたれに体を預けると、腹筋や背筋の働きが減り、背中が丸まりやすくなります。この状態が長時間続くと、首や肩の筋肉に慢性的な緊張を引き起こします。

上位交差性症候群の子供たちの対処法
 
子供たちに必要な予防法
子供の段階でのUCS予防は、健康な姿勢習慣を形成し、筋肉のバランスを維持することが重要です。以下の予防法を実践してみてください:
 
1. 姿勢の教育
正しい姿勢を考える: 頭を肩の真上に置き、背中をまっすぐに保つ姿勢を教える。
机と椅子の調整: 子供の身長に合った机や椅子を使用し、パソコンやスマホのモニターは目の高さに合わせる。
 
2. 筋力バランスの維持
ストレッチ: 短縮しやすい筋肉(胸筋、首の前面の筋肉)のストレッチを促す。
例:胸を開くストレッチ(壁を使って腕を後ろに引く)、首の側面のストレッチ。
筋力強化: 弱化しやすい筋肉(僧帽筋下部、菱形筋)の筋力を強化するエクササイズを取り入れる。
例:肩甲骨を寄せる運動、チューブを使ったローイング運動。
 
3. 運動習慣の奨励
運動不足がUCSのリスクを高めるため、定期的に全身を動かす運動(スポーツ、ダンス、ヨガなど)をする。
特に、体幹を使う運動(例:バランスボールやプランク)が良いです。
 
4. 長時間の座位の回避
長時間の座位を避け、30分〜1時間ごとに立ち上がって動く時間を作る。
スクリーンタイムを制限し、ゲーム機やスマホを使う際の姿勢に注意を払う。
 
5. 生活環境の整備
リュックの使い方: 重い荷物を持つときはリュックを両肩にかけ肩への負担を軽減する(リュックは上のほうで背負う)
睡眠環境: 適切な枕と寝具を用意し、首と背中に無理のない姿勢を保てるようにする。
 
6. 早期介入
姿勢の崩れが見られた場合や、肩や首に痛みを訴える場合は、早期に医師や接骨院の先生に相談する。
 
7. 親の手本
子供たちは親の行動を模倣することが多いため、親自身が正しい姿勢を保つように努める。
これらの予防策を日常的に取り入れることで、子供たちが上位交差性症候群を回避し、健康な姿勢と筋肉のバランスを維持することが期待できます。
上位交差性症候群と整体

整体の効果  整体は、上位交差性症候群に対して以下のような効果が期待されます!

① 筋肉の緊張緩和

胸部や肩前部の過緊張している筋肉(大胸筋、小胸筋、胸鎖乳突筋など)を緩める手技により、筋肉のバランスを改善します。

② 弱化筋の活性化

弱化している背部や首後部の筋肉(僧帽筋下部、菱形筋、深層頸部屈筋など)を刺激し、筋力を回復させます。

③ 姿勢の改善

骨盤や肩甲骨、頭部の位置を整えることで、姿勢の崩れを矯正し、負担の軽減を図ります。

④ 血流と神経伝達の促進

筋肉の緊張がほぐれることで血流が良くなり、神経の働きも改善される可能性があります。

 

整体が必要な理由

① 自然治癒力のサポート

上位交差性症候群は日常生活の姿勢や習慣が原因となる場合が多いため、自己矯正が難しいことがあります。整体師の専門的なアプローチが自然治癒力を引き出すサポートになります。

② 再発予防

整体では、一時的な症状緩和だけでなく、根本的な改善と再発予防を目指して施術を行います。

③ 個別対応

症状や姿勢の歪みの度合いは人それぞれです。整体師は一人ひとりに合わせた施術を行い、効率的な改善を図ります。

④ 注意点

整体は医療行為ではないため、症状が深刻な場合(神経症状や強い痛みなど)は整形外科やリハビリ専門医を受診することが必要です。

整体の効果は即効性を期待するのではなく、継続的なケアや患者さん自身の努力(姿勢改善やストレッチ)と併せて行うことが重要です。

自宅でできる補助的なケア

① ストレッチ

・胸部のストレッチ・首と肩の柔軟性を高めるストレッチ

② 筋力トレーニング

・背部(僧帽筋や菱形筋)の筋力強化・深層頸部屈筋のエクササイズ

③ 姿勢の意識

・デスクワーク中の正しい座り方・スマホの位置を高くして首への負担を軽減

 

整体を取り入れつつ、自宅でのセルフケアも併用することで、より効果的に上位交差性症候群を改善できます。

首の痛みや肩こりでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

問題のあるところを見つけ出し、個人個人にあった施術法(整体、カイロプラクティック)にて施術します

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